板金工事とは?

建物の板金
工事について

板金工事を依頼したいとお考えですか?

板金は「金属」の一種であり、建築素材として広く利用されています。
建築における板金は耐久性に優れ、色のバリエーションも豊富で、軽量かつ加工が容易であるという利点があります。
また、デザイン次第では非常に洗練された印象や高級感を与えることも可能です。

板金の使用例

<金属屋根への改修>
瓦屋根やスレート屋根から金属屋根に改修する工事が行われることがあります。
比較的低コストで実施できるリフォームとして人気があります。

<金属サイディング>
屋根の板金に加え、外壁に板金を使用するケースもあります。
サイディング工法は新築やリフォームにおいて広く採用されており、日本の住宅の90%以上を占めています。
サイディングにはセメント系と金属製の二種類が存在し、金属サイディングには主にガルバリウム鋼板が使用されます。

板金の修理時期は?

近年、板金の品質は大きく向上していますが、一般的に板金の寿命は10年から15年程度とされています。
この期間に入ると、メンテナンスが必要となる場合が多いでしょう。
修理が必要となるタイミングはさまざまですが、以下のような現象が見られた場合は修理を検討する時期かもしれません。

まず、金属であるため、サビや腐食のリスクがあります。
金属は強度がありますが、塩分には弱いため、海沿いの潮風などの環境による影響には注意が必要です。
さらに、打ち付けられた釘の抜けや屋根の浮きなどが見受けられた場合は、修理が必要なタイミングと考えられます。

ガルバリウム鋼板

現在は見た目も美しく機能性も高いガルバリウム鋼板が人気です。
ガルバリウム鋼板は高い耐久性を持ち、その寿命は約30年とされています。
カラーの選択肢が豊富で、加工も容易なため、カジュアルなスタイルから高級感のあるデザインまで、お客様のご要望に応じたデザインを実現することが可能です。
軽量なため地震に対しても強いという利点がありますが、防音性や遮熱性が低いという欠点もあります。
断熱材が裏面に貼られた製品を選ぶことも一つの方法です。

さらに最近では、従来のガルバリウム鋼板よりもさらに高い耐久性を誇る「エスジーエル」という素材が、多くの現場で使用されています。
これは、通常のガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えたもので、その耐久性は従来のガルバリウム鋼板の約3倍とされています。
板金の交換時には、この新しい「エスジーエル」素材の存在もぜひ参考にしてください。

板金工事はどこに依頼すればよいのでしょうか

建物には必ず金属が使用されている部分がありますが、具体的にその場所を把握している人は少ないかもしれません。
屋根や壁には風雨から家を守るために板金が使われており、定期的にこれを点検することで、住宅の健康を維持することが可能です。
板金にサビや穴、釘の抜けなどの不具合が見られると、雨水が侵入し、雨漏りの原因となりますので、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
しかし、この定期的な点検やメンテナンスをどこに依頼すればよいのか分からない方も多いかもしれません。

川中工業は、多数の施工実績を持ち、信頼性と安心感を兼ね備えた地域密着型の専門集団です。
そろそろ板金工事が必要かもしれないとお考えでしたら、多くの屋根工事や外壁工事をこなし実績をつんできた川中工業へ、お気軽にご相談ください。